やりたいこと沢山


今年度は、練習メニューを考えて選手に技術的な事、戦術などを指導しています。
野球には、たくさんの技術的なプレーがあって、戦術もたくさんあります。
技術的なレベルが高いチーム、野球脳が高い選手が居ると、複雑なプレーができたり覚えれたりします。
中学生レベルだと、複雑なプレーや、複数のプレーをやろうとするとミスが多く出てしまい、
逆効果も多いです。
ピックオフプレーなどは、策に溺れて守備側のミスで失点するケースも多いのです。
技術的にも未熟で、練習量も多くできないからでもあります。
今年の中3は、技術的、体力的にも野球力も平均より高い選手が揃っていて、なかなか吸収力と
実践力があるので楽しみです。
いくつかのサインプレーを教えたり、新しい戦術も試してみたりしています。
試合で使うことは少ないですが、攻撃のバリエーション、走塁、守備のサインプレーを実践することで、
相手のピックオフプレーや走塁術に対応できる適応力が身に付くのです。
見たことのないプレーで、相手チームに翻弄されないように、いくつかのディフェンス力が必要です。
プレーの選択肢に、あらかじめ想定して、準備できるだけでも慌てなくなります。
野球には、いくつもの応用的な複雑なプレーがありますが、基本は一つで、攻撃側は先の塁を盗み
得点することで、守備側は得点を与えずにアウトを増やすことです。
そのために、フェイク(相手を惑わす動き)を入れているだけなんです。
せっかく、指導者が変わったので、自分が何十年も野球を見続けてきた経験とノウハウを彼らに
注ぎ込んでみたいと思います。

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PS:

元巨人・中日の犠打世界記録保持者・川相昌弘さんの『スモールベースボールを紐解く』より紹介します。

「フォームで言えば、手だけでバントをしようとすると、打球はうまく転がってくれない。
相手ピッチャーのいろんな球種、コースに対応するには、両ヒザの伸縮で微調整するのだ。

バントの構えをしたとき、ポイントは前(ピッチャー寄り)になる。
その構えから、バットをキャッチャー方向に引けるだけ引いたところで、バットにボールをぶつける。そのとき、ヒザや体がクッションとなり、 ボールのスピードを吸収する。打球の勢いを殺すことができる。

バントとバッティングには共通点が多い。
選手たちにはいつも 「別々のものとは考えず、すべてつながりがあると思ってくれ」 と伝えている。

例えば、インパクトの瞬間だ。
バッティングで最高の状態でのインパクトをイメージして欲しい。
右打者なら、そこから右手だけをバットの芯の方へずらしてみれば、 それがバントのインパクトの瞬間になる。
バントのときは、少し腰の位置が低くなる、という程度の差だ。

目線にしたって同じことだ。
上からのぞき込むようにしてもうまく打てないし、バントもできない。
しっかりと捕らえるためには、後ろからボールを見ていなければならない。

打席では、バントもバッティングも、
相手ピッチャーの一番速い球にタイミングを合わせる。
コースは内角の高めをイメージしておく。
ある程度の予測をしておかないと、そのコースの速球はさばき切れない。
最も難しい球と言える。だから、まずそこに照準を合わせる。

そして、それは万が一の危険を回避するための準備でもある。
中日の落合博満監督はよく 「ピッチャーを100パーセント信用することはない」と言っている。
0・0何パーセントかの確率で、そのボールが自分めがけて 飛んでくることも想定しておかなければならない。
いざとなったときに、逃げる態勢も作っておくのだ。

内角高めの速球にタイミングを整えたら、 あとは緩いボールに対して少しずつ合わせていく。
緩いボールは、目が捕らえさえできればなんとかなるのだ。
少々タイミングが崩れても、ついていける。
逆に緩いボールを待っていて速いボールが来ると、タイミングが遅れる。
よけ切れず、デッドボールなんてことにもなるかもしれない。

相手ピッチャーがどんな変化球ピッチャーでも、 だから、変化球を待つことはない。
このピッチャーの変化球はどんな種類があって、 どんな曲がり方をするのかをイメージし、頭の中にインプットしておくだけだ。

次は「スライダーだろう」という予測が頭の中にあっても、 タイミングは「ストレート」を待っている。
そこでスライダーが来たときでも「あっ、やっぽりスライダーね」 という感じで対応ができるのだ。

そういう意味では、コントロールが悪く、 どこにボールが来るか分からないピッチャーや、 初めて対戦するピッチャーは、やりずらい相手だ。
初対戦ピッチャーは、どんな球種を持ち、 その変化球がどんな曲がり方をするのかがイメージできない。
それはバッティングも同じだが、「初モノに弱い」というのは、 バントにも当てはめることができるのだ。
過去のデータがインプットされていない分、 対応するのに時間がかかる

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